保育技術検定とは

「全国高等学校家庭科保育技術検定」といいます。
昭和62年の厚生省令の改正によりそれまで高等学校の保育科に与えられていた保母試験受験資格が廃止され、これに代わるものとして平成5年に保育技術検定がスタートしました。 
これは「音楽・リズム表現」「造形表現」「言語表現」「家庭看護」の4分野について4級から1級までの達成基準を設定し、保育の現場で求められる客観的な技術レベルを検定するものです。
 現行の保育士国家試験では10科目の筆記試験が課され(全科クリアするのにふつう2年以上かかります)、全科目を合格した者のみが実技試験に進んで、絵画製作、音楽、言語の3分野から2分野を選択して受験します。保育技術検定が目指す「客観的な技術レベル」というのはこれらの内容に対応したものです。せっかく実技試験に進んでもそこで失敗すればさらに翌年の試験を待たねばなりません。高校生のうちから課題に取り組み、技術の研鑽に努めることの意味は大きいといえます。
 
本校での風景ですが、受験者数は年々増えてすでに過半数を超えています。思わぬ才能を発揮して周囲の目を瞠らせる生徒が毎年何人かいます。また1・2級に手の届く生徒のなかには、それで進路を確定させる者が実際にいます。検定の実施日ともなると各分野に分かれて、1日がかりの熱気のこもった一大イベントになっています。